公開日: 2024年12月21日

注文住宅はシミュレーションがカギ!失敗しない家づくりの進め方

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こんにちは!

北欧キッチン&インテリア スタジオ NOKKI(ノッキ)です。

「夢のマイホーム」として憧れる人も多い注文住宅。 間取りの自由度が高いからこそ、理想の暮らしを叶えることができます。

しかしその反面、入念な計画なしに家づくりを進めてしまうと、「こんなはずじゃなかった…」と後悔してしまうことも。

例えば、キッチンからダイニングへの動きが悪くて家事動線が不便だったり、収納スペースが足りなかったり…。 後からでは変更が難しい部分だからこそ、事前のシミュレーションが重要です。

そこで今回は、注文住宅でよくある失敗例と、後悔しない家づくりを実現するための効果的なシミュレーション方法についてご紹介します。

注文住宅はシミュレーションが重要!

リフォームと違い、何もないところにつくり上げる注文住宅の建築では、実際の空間や暮らしをイメージしづらいという問題があります。

住んでから「こんなはずじゃなかった…」と後悔することのないよう、事前にしっかりシミュレーションを行うことが重要です。

シミュレーションを通して、間取り図だけでは分からない、空間の広がりや動線、採光、家具の配置などを具体的にイメージできます。

事前に間取りの問題点に気づき、設計変更や対策を講じることもできるでしょう。

注文住宅のシミュレーション不足で起こる失敗例

注文住宅は自由度が高い反面、シミュレーション不足が思わぬ落とし穴につながることがあります。よくある失敗例をご紹介します。

①生活動線のシミュレーション不足

  • リビングを通らないとトイレに行けない間取りで落ち着かない
  • キッチンからダイニングテーブルまでが遠く、料理のたびに往復しなくてはならない

生活動線のシミュレーション不足によって、せっかくの注文住宅で落ち着かなかったり、不便を感じたりすることがあります。

家具の配置や、家族の動きをシミュレーションしてみることが大切です。特に、朝の忙しい時間帯や夜の時間帯などを想定してシミュレーションすることで、スムーズな動線を計画できます。

②収納スペースのシミュレーション不足

  • 思ったより収納スペースが少なく、物があふれてしまう
  • 収納スペースの使い勝手が悪く、出し入れしにくい

収納スペースに関する失敗もよくあります。現時点で所有している物の量を把握し、適切な収納スペースを確保することが大切です。

また、収納する場所と使う場所を近づけて、無駄な動きを減らせるようにシミュレーションしましょう。引き出しや棚など、その場所で取り出しやすい収納方法も具体的に検討すると良いでしょう。

③コンセント位置のシミュレーション不足

  • コンセントの位置が悪くて、家具の配置に困る
  • コンセントの数が足りず、タコ足配線だらけになってしまう

必要な場所に無かったり、逆に全く使わない場所に付けてしまったりすることを防ぐために、コンセントの位置も具体的にシミュレーションしましょう。

家具の配置と家電製品の使用場所を想定し、必要な場所にコンセントを配置しましょう。将来的な家電製品の増加も見込んでおくことも大切です。

④音響のシミュレーション不足

  • リビングと寝室が隣接していて、音が響いてしまう

家族構成やライフスタイルに合わせた間取りや防音対策が必要です。特に夜勤の家族がいる場合や、吹き抜けリビングを検討する場合などは、音の反響について考慮することが重要です。

 

効果的な注文住宅シミュレーションの5ステップ

効果的な注文住宅シミュレーションの5ステップについて、詳しく説明します。

1.情報収集:理想の暮らしを明確に

まずは、住宅雑誌やウェブサイト、SNSなどを活用して、理想の家のイメージを膨らませましょう。

好みのデザイン・雰囲気・間取り・素材など、収集した情報をスクラップブックやデジタルデータで整理してみることがおすすめです。

また、家族との時間、趣味、リラックスなど、どのようなライフスタイルを送りたいかを明確にしましょう。

2.家族会議:ライフスタイルや希望を共有

次に家族全員が快適に過ごせるよう、それぞれの希望やライフスタイルについて話し合いましょう。

家族全員の生活パターンを把握し、それぞれの個室については広さ・収納・窓の位置など、具体的なイメージを共有しましょう。

家族構成の変化やライフステージの変化を見据え、将来的な希望も考慮することも大切です。

3.間取り図作成:動線を意識した計画

家族の意見を踏まえ、いよいよ具体的な間取り図を作成します。日常生活の動線を意識しながら最適なレイアウトを考えることが大切です。

キッチン・ダイニング・リビング・寝室・浴室など、日常生活における移動のしやすさを意識しましょう。

実際に使用する家具のサイズを測り、配置をシミュレーションすることで、空間の広がりや動線をより具体的にイメージできます。

関連記事:回遊動線のある間取りって?メリット・デメリットやおすすめ間取りをご紹介

4.3Dパースを確認:空間をよりリアルにイメージ

間取りが決まったら、3Dパースを利用して設計した空間をよりリアルに確認します。平面の間取り図だけでは分かりにくい、天井の高さや窓からの景色なども確認できます。

また、時間帯による光の入り方や、照明器具の種類や配置による雰囲気の違いもシミュレーションすることが可能です。

5:確認・修正の繰り返し:不安や疑問を解消

3Dパースや間取り図を元に、家族で意見交換を行い、修正を加えながら、理想の家に近づけていきましょう。

建築士やインテリアコーディネーターなどに、階段の角度・窓の大きさ・コンセントの位置など、気になる点は遠慮なく質問し、解消しましょう。このプロセスは、納得いくまで続けることが大切です。

実際に施工が始まる前にできる限りの修正を行うことで、完成後に「思っていたのと違う」といった問題が起こらないようにします。

 

手軽に間取りシミュレーションができるツール

最近では、手軽に間取りのシミュレーションができるアプリやフリーソフトが登場しています。自分で間取りづくりに挑戦してみるのも良いですし、プロがつくった間取りからイメージを膨らませるためのツールとしても使えます。

無料で使えて、3Dパースも確認できるツールを3つご紹介するので、気になるものがあれば使ってみてください。

 Room Planner

Room Plannerは、3D空間でインテリアデザインや間取りのシミュレーションができるアプリです。特に家具配置や室内デザインの視覚化に強みがあります。

ドラッグ&ドロップで家具を配置したり、部屋のサイズを変更したり、直感的に操作できます。

Planner 5D

Planner 5Dは、2D・3Dの両方のモードで間取りやインテリアデザインを作成できるツールです。スマホ、タブレット、PCなど様々なデバイスで利用可能。

豊富な素材やオブジェクトがあり、リアルなビジュアルを再現できます。

マイホームクラウド

マイホームクラウドは、間取り図作成に特化したツールで、部屋のサイズや形を細かく設定できます。クラウドでデータ保存・共有が可能。

初心者でも使いやすく、短時間で効率的に間取りを作成できます。

 

注文住宅シミュレーションで確認すべきポイント

快適な暮らしを実現するために、以下の4つのポイントを意識してシミュレーションを活用しましょう。

動線計画

家事の効率が良くなるか、家族が快適に過ごせるかは、動線計画で決まります。

例えば「朝起きてから家を出るまでの動き」や「帰宅してから寝るまでの動き」をシミュレーションして、玄関からリビング、キッチン、バスルーム、寝室などの移動がスムーズになるように配置を考えます。

また、キッチンのワークトライアングル(コンロ、シンク、冷蔵庫の位置関係)など、家事効率を上げる配置を考慮しましょう。

関連記事:キッチンのレイアウトはどう選ぶ?代表的なパターンと選び方のヒント

採光・通風計画

採光と通風も、住まいの快適性に大きく影響します。窓の位置や大きさを計画して、十分な自然光が各部屋に取り込めるようにします。特にリビングやダイニングは明るい方が良いでしょう。

また自然な換気を促進するために、風が流れやすい配置や窓設計を行います。快適な室内環境を実現するために、時間帯や季節による変化を考慮しながらシミュレーションすることが重要です。

収納計画

収納は、スッキリとした暮らしを送るために欠かせない要素です。シミュレーションでは、収納スペースの量だけでなく、持ち物の量に対して適切な大きさであるか、使う場所の近くに配置されているか、などを確認しましょう。

収納計画は、実際に生活してみないと実感しにくい部分です。 シミュレーション上で、持ち物を収納するイメージを具体的に描きましょう。

将来性への対応

家族構成の変化やライフスタイルの変化に対応できる柔軟性を持たせることは、長期的な視点で見た時の快適な住まいづくりに繋がります。

例えば、個室が必要になった際に、間仕切りできるような間取りを計画したり、長期間快適に住み続けられるように、バリアフリー設計を最初から取り入れたりすることも良いでしょう。

将来的に階段の上り下りが辛くなった場合を考えて、1階だけで生活できるような間取りにすることもおすすめです。

 

NOKKIが提案する「キッチンからはじめる暮らしづくり」

注文住宅を建てるということは、家族にとって最高の暮らしの舞台を作り上げるということ。 NOKKIは、その舞台の中心には「キッチン」があると考えています。

なぜなら、日本人女性は30年間で約56000時間もキッチンで過ごすと言われているからです。 キッチンは、調理をするだけの場所ではなく、家族との会話が生まれ、思い出が積み重なっていく、まさに「暮らしの中心」と言えるでしょう

そのためNOKKIでは、「キッチンからはじめる暮らしづくり」をコンセプトに、お客様一人ひとりのライフスタイルや理想を丁寧にヒアリングし、オーダーメイドのキッチンをご提案しています。

キッチンを生活の中心とし、ダイニング、リビング、ガーデンへとつながる動線を意識した設計は、家族や友人が自然に集まりやすく、さらに効率的で暮らしやすい間取りを叶えられます。

注文住宅を計画するときは、ぜひキッチンを中心とした家族の生活に寄り添う間取りを検討してみませんか?キッチンからはじめる住まいづくりにご興味がある方はお気軽にLINEでご相談ください。

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シミュレーションで理想の注文住宅を実現しよう

今回は、注文住宅建築でのシミュレーションの重要性について解説しました。さまざまな角度からシミュレーションを行うことで、潜在的な問題点や改善点を発見することができます。

動線計画や収納計画、設備の配置など、細部まで検討して、後悔のない住まいづくりを実現しましょう。

ツールを活用しながらシミュレーションを重ねることは重要ですが、実際の空間を体感することも大切です。NOKKIではキッチンを中心とした理想の暮らしを体験できるショールームをご用意しています。

特にキッチン周りのシミュレーションは、家事効率を良くするためにも重要です!「本当に暮らしやすい家」を建てるためにも、ぜひNOKKIの体験型ショールームへお越しください。 お待ちしています。

 

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NOKKI(ノッキ)は、『キッチンからはじめる住まいづくり』をテーマに、2023年11月に福井県森田地区にオープンしました。

 

従来の間取り先行型の家づくりではなく、キッチンから始まる「暮らし方」を体験できます。

幸福度No.1と言われる北欧基準の幸せな暮らし方を、お客様にご提案いたします。

「キッチンからはじめる住まいづくり」にふさわしい、延べ床面積2000㎡の日本最大級の輸入キッチン機器を体験いただけるショールームです。

 

またウェルビーイングをコンセプトとした8つのエリアや、実際にお客様が暮らしを想像できるモデルルームを3つご用意しております。

NOKKIマップ

日本一の幸福度といわれる福井で、全国の建築デザイナーやインテリアコーディネーター、収納アドバイザーなどトッププロ達とお客様とをマッチングし、専門家と一緒に理想の住まいづくりをサポートいたします。

 

ぜひ一度お越しください!

 

北欧キッチン&インテリア スタジオ NOKKI(ノッキ)

住所: 福井県福井市定正町102

定休日: 年中無休(年末年始除く)

営業時間: 平日 10:00〜18:00 (完全予約制)

      土日祝 10:00〜18:00

電話番号:0776-56-7055

事前予約:平日完全予約制(こちらからご予約をお願いします

※2日前~当日はLINEでのご予約を受け付けておりません。お電話にてお問合せください。

駐車場 あり◎無料◎70台駐車可能

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キッチンからはじめる住まいづくりにご興味がある方はお気軽にLINEでご相談ください。

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