こんにちは!
北欧キッチン&インテリア スタジオ NOKKI(ノッキ)です。
さまざまなものが集まるキッチン周りは、整理整頓してきれいな状態を保つのが難しいですよね…。そこで活躍するのがキッチンパントリーです。
自分に合ったタイプのパントリーを計画することで、収納力がアップして家事も快適に進められます。今回は、キッチンパントリーの種類や間取りに取り入れるときのポイント、活用アイデアなどを詳しくご紹介します。
新築やリフォームの際に採用したい憧れのキッチンパントリー。ぜひ理想のキッチン収納づくりの参考にしてみてくださいね。
キッチンパントリーとは?知っておきたいメリット・デメリット
キッチンパントリーとは、食品や飲料、調理器具などを常温で収納するためのスペースです。多くの場合、キッチン空間やキッチンに隣接した場所につくられます。
ハウスメーカーや工務店のモデルハウスには、パントリーが完備されていることが多く「家を建てるときにはパントリーをつくりたい!」と思っている方も多いかもしれません。
とても便利なパントリーですが、デメリットもあります。まずは、パントリーのメリット・デメリットを確認しておきましょう。
パントリーのメリット
パントリーはたくさんの食品や飲料をストックしておけるので、特にまとめ買いをする方には便利です。「平日は忙しいので、買い物は週末に大型スーパーでまとめ買い」という方にはぴったりですね。
また、ご近所からたくさんの野菜をもらったときや、お中元やお歳暮の品を一時的に置いておきたいときなどにも重宝します。
パントリーには色々なものを収納できるので、キッチンが散らかりにくく、整理整頓された状態を保てます。
パントリーのデメリット
パントリーをつくるためには、その分のスペースと予算が必要になります。そしてパントリーを広くとることで、ほかのスペースを圧迫する可能性も。適切な広さを見極めることが重要です。
また、たくさん収納できるからといって、買い過ぎてしまうこともあるかもしれません。パントリーの中をきちんと管理しないと、ものであふれて重複買いや賞味期限切れを招くこともあります。
キッチンパントリーの3つの種類
パントリーの種類は大きく分けて、ウォークイン型・壁面収納型・ウォークスルー型の3タイプ。ライフスタイルや予算、間取りなどによって最適なタイプを選ぶ必要があります。
ここでは、それぞれの種類について特徴をご紹介します。
【ウォークイン型】大容量の収納を確保
ウォークイン型は、入り口があり部屋になっているタイプのパントリーです。人が中に入れるだけのスペースがあり、大容量の収納を確保できます。
食料品や調理器具だけでなく、日用品や調理家電など、さまざまなものをまとめて収納でき、キッチン周りはすっきりとした状態を保てます。
ただし、大容量だからといって、何でも詰め込んでしまうと管理が大変になるため注意が必要です。どこに何があるのか分かりやすいように、ものを配置することを心がけましょう。
ウォークイン型は、食品だけでなく家電類もパントリーに収納して生活感を隠したい方や、食品や日用品のストックをたくさんまとめ買いする方におすすめです。
【壁面収納型】料理中に手軽に取り出せる
壁面収納型は、壁面に収納扉をつけて収納スペースを設けるタイプです。冷蔵庫や食器棚と並べて設置することが多く、料理中でも必要なものを取り出しやすいことが特徴です。
ただし、収納力はほかの2つのタイプに比べて低いため、限られたスペースで収納する工夫が必要です。
壁面収納型は、ものが少なくそれほど大きな収納を必要としない方や、あまり買い置きをしない方におすすめです。
【ウォークスルー型】回遊性が高く家事効率アップ
ウォークスルー型は、出入り口が複数あり、通り抜けできるタイプの収納スペースです。
例えば、キッチンと玄関や、キッチンと洗面室などをつなぐように配置すると、回遊性が高くなり家事の効率がアップします。
玄関からパントリーを通り、キッチンへアクセスできる間取りでは、買い物から帰宅した後の動線が非常にスムーズです。
人が通り抜けるスペースが必要なため、収納力はウォークイン型に比べるとやや低くなります。
ウォークスルー型は、家事の効率を重視する方や、家族が多い場合でも家の中をスムーズに移動できるようにしたい方におすすめです。
パントリーのある間取りを考えるときのポイント
使い勝手の良いパントリーにするためには、最適な位置と広さを選ぶことが重要です。パントリーを間取りに取り入れる際のポイントをご紹介します。
キッチンからアクセスしやすい場所に配置する
パントリーは、キッチンからのアクセスが便利な場所に配置しましょう。料理中に食材や調味料を取り出しやすい位置に配置すると、作業がスムーズに行えます。
壁面収納型は、キッチンの背面、ウォークイン・ウォークスルー型はキッチンのすぐ横にあると便利です。調理家電をパントリーに収納する場合も、すぐ横にあれば不便なく使用できます。
必要な広さを考える
一般的には、パントリーは1.5畳~2畳程度の広さがあると理想的といわれています。
ただし、1畳程度のスペースでも意外とものは収納できるため、パントリーに収納したいものの量に合わせて必要な広さを考えましょう。まずは収納したいものをリストアップしてみることがおすすめ。
前述のように、パントリーを広くとればその分予算がかかりほかのスペースにも影響するため、事前にシミュレーションして最適な広さに計画することが大切です。
コンセントや換気についてもチェックする
パントリー内で家電を使用する場合は、コンセントを付けておくことを忘れないようにしましょう。コンセントがあると、掃除機をかける際や、掃除用具を充電する際にも便利です。
また、パントリー内は湿気やにおいがこもりやすいため、換気対策も重要です。小窓や換気扇を設置することで、湿気やにおいを逃せます。
さらに壁紙の一部に珪藻土を使用すると、湿気やにおいを取る効果が期待できます。食品を保存しておく場所なので、換気対策をして快適な環境を保ちましょう。
何を入れる?パントリーの活用アイデア
せっかくパントリーをつくるなら、ライフスタイルに合わせてスペースを最大限活用しましょう。パントリーの活用アイデアを4つご紹介します。
ものを最適な位置に配置する
ものを最適な位置に配置することで、パントリーの使い勝手が良くなります。頻繁に使う食材や調味料は、手に取りやすい位置に配置しましょう。
そして、重いものは低い位置、軽いものは高い位置に収納すると、使いやすくなります。また、パントリーの棚は可動棚がおすすめです。
収納するものに合わせて高さを変えられるので、取り出しやすい収納をつくれて、ライフスタイルが変化しても柔軟に対応できます。
ボックスやケースで仕分ける
食品や調理器具をカテゴリごとにボックスやケースにまとめて収納すると、整理整頓がしやすくなります。さらにラベルを貼ることで、必要なものを素早く見つけられます。
ラベルを貼るのが面倒な方は、何が入っているのかが一目でわかる透明なケースや、ワイヤーバスケットを使用すると良いでしょう。
冷蔵庫などの家電も収納する
冷蔵庫などの家電もパントリーに収納すると、あまり生活感のないすっきりとしたキッチン空間を実現できます。
ごちゃごちゃしがちなキッチン周りのものをすべて収納できるため、来客時にも安心です。
ワークスペースを兼ねる
パントリーを広くとって、ワークスペースを兼ねることもおすすめの活用法です。
例えば、家計簿をつけるスペースや、家族のスケジュールを管理するスペース、趣味を楽しむスペースなど、さまざまな用途に活用できます。
パントリーの中にある小さなスペースですが、意外と集中できるため、仕事や勉強もできます。家事をしながら仕事や色々な作業をしたい方は検討してみてください。
パントリーに扉はつけた方が良い?
壁面収納型のパントリーはキッチンの背面に設置することが多いため、見た目を考慮して扉をつけるケースが多いです。
ウォークイン・ウォークスルー型のパントリーに扉をつけるかどうかは、個々の好みやライフスタイルによります。扉をつけると、パントリー内の食品やストックが見えなくなり、扉を閉めているときは整然とした印象を与えられます。
一方で扉をつけると、扉を開け閉めする手間が発生するため、使い勝手は悪くなってしまうかもしれません。パントリーの使用頻度や家族のライフスタイルに合わせて、扉の有無を検討しましょう。
パントリーにはロールスクリーンがおすすめ
「パントリーは頻繁に出し入れするため、扉はつけたくないけれど、必要なときには隠したい…」という方におすすめなのがロールスクリーンです。
普段は開けておいて、来客時などにはサッと仕切れるのでパントリーにはぴったりです。Re:Homeのロールスクリーンは、洗濯機で洗えるタイプもあり、キッチンの近くでも安心。
閉めてもキッチン空間が暗くならない生地を使用しています。気になる方は詳細をチェックしてみてください。
ライフスタイルに合わせて使いやすいパントリーを計画しよう
今回は、キッチンパントリーの種類や活用アイデアについてご紹介しました。自分たちのライフスタイルに合ったパントリーを計画することで、快適なキッチンライフを実現できます。
NOKKIでは、オーダーキッチンだけでなく周りの収納や照明、インテリアなどをトータルでプランニングさせていただきます。キッチン周りの収納にお悩みの方も、ぜひ一度ショールームでご相談ください!
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NOKKI(ノッキ)は、『キッチンからはじめる住まいづくり』をテーマに、2023年11月に福井県森田地区にオープンしました。
従来の間取り先行型の家づくりではなく、キッチンから始まる「暮らし方」を体験できます。
幸福度No.1と言われる北欧基準の幸せな暮らし方を、お客様にご提案いたします。
「キッチンからはじめる住まいづくり」にふさわしい、延べ床面積2000㎡の日本最大級の輸入キッチン機器を体験いただけるショールームです。
またウェルビーイングをコンセプトとした8つのエリアや、実際にお客様が暮らしを想像できるモデルルームを3つご用意しております。
日本一の幸福度といわれる福井で、全国の建築デザイナーやインテリアコーディネーター、収納アドバイザーなどトッププロ達とお客様とをマッチングし、専門家と一緒に理想の住まいづくりをサポートいたします。
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北欧キッチン&インテリア スタジオ NOKKI(ノッキ)
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