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こんにちは！
北欧キッチン＆インテリア スタジオ NOKKI(ノッキ)です。
家の中をぐるりと回れる回遊動線。便利なイメージがあるため、間取りに取り入れたいと思っている方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、回遊動線のメリットやデメリット、間取りに取り入れるときのポイントなどをご紹介します。
「どんな風に間取りに取り入れれば良いの?」という方のために、回遊動線を取り入れた間取り例もご紹介しています。
ぜひ、理想の住まいづくりの参考にしてくださいね。
回遊動線とは
回遊動線とは、家の中をぐるりと移動できる経路のことです。
一般的な間取りでは、部屋や廊下の突き当たりまで行ったら引き返す動線になっているのに対し、回遊動線は行き止まりが無く、ぐるりと回って移動できる構造です。
生活をしやすくするために、あえて回れるようにしています。回遊動線を取り入れることで、家の中の移動距離を短縮できるため、家事のしやすい間取りとして採用されることが増えています。
回遊動線のメリット
回遊動線には具体的にどのようなメリットがあるのかを解説します。
家事効率が良くなる
回遊動線の最大のメリットは、移動距離を短縮できることによって、家事効率が良くなることです。キッチンからリビング、洗面所などをスムーズに移動できるため、家事や日常の動線が効率的になります。
特に、キッチンとほかの水回りをつなぐ回遊動線を取り入れると、料理をしながら洗濯やお風呂掃除などを同時に行えるようになり、効率的に家事を進められます。
開放的な空間になる
家の中に行き止まりが多いと、閉塞感を感じやすくなります。回遊動線は行き止まりが少ないため、開放的な空間になります。
部屋同士がつながっているため、視線が遠くまで届き、家の中が広く感じられるでしょう。
渋滞が起きにくい
特に朝の時間帯は、家族の身支度の時間が重なり、洗面所やトイレ、ファミリークローゼットの周辺が混雑しがちです。
回遊動線なら複数のルートで移動できるため、家の中での渋滞が起きにくくなります。朝の準備がスムーズに行えるようになり、ストレスが減るでしょう。
回遊動線のデメリット
魅力的なメリットがある回遊動線ですが、反対にデメリットもあります。事前に対策できることもあるため、回遊動線のデメリットも把握しておきましょう。
収納スペースを確保しづらい
回遊動線を取り入れるためには、出入口を複数設けることがあります。その結果、壁面が減り、収納を設けるスペースが限られてしまいます。
回遊動線を採用する場合は、階段下スペースを収納として有効活用したり、キッチンの背面収納を充実させたりして収納スペースを確保する工夫が必要です。
家具の配置に気を付ける必要がある
回遊動線は、通り抜けの良さが重要です。通路が狭いと、行き来する際に不便を感じやすく、快適な回遊動線とはいえません。
家族がスムーズに通れる通路幅を確保するために、家具の配置には気を付ける必要があります。
移動経路に被らないように家具を配置しなければならないため、置ける場所が限られてしまう可能性があります。
建築コストが高くなる
回遊動線では、通路幅を確保するためのスペースが必要です。その分床面積が広くなり、建築コストがかかります。
床面積に制約がある中で回遊動線を取り入れようとすると、居住スペースを圧迫してしまう可能性も。
また、出入口を複数設けるため、ドアや開口部が多くなります。これにより、施工の手間や建築材料のコストが増加します。
回遊動線を取り入れた間取り例
ここからは、回遊動線を取り入れた間取り例をご紹介します。キッチンなどの水回りに回遊動線を組み込むと、使い勝手がよくなるのでおすすめです。
キッチンとランドリールームをつなぐ回遊動線
キッチンとランドリールームを直結させた間取りは、料理と洗濯を効率よく同時進行できます。
洗濯機のある脱衣所からランドリールームへもアクセスしやすく、水回りを集約して家事が時短できる間取りです。
ランドリールームに室内物干しを設置すれば、天気を気にすることなくいつでも洗濯物を干せます。
ウォークスルークローゼットを介した回遊動線
ウォークスルークローゼットを介した回遊動線のある間取りでは、本来通路となるスペースに衣類のクローゼットを設けています。
洗面所に近い位置に配置することで、衣類の片付けや取り出しがしやすくなります。身支度を終えて、すぐに玄関へ行けることもメリット。
リビング側にはドアを設けているので、来客時にもごちゃごちゃした部分が見えず、すっきりとした印象を保てます。
玄関ホールから2通りのアクセスができる回遊動線
玄関ホールから2通りのアクセスができる間取りでは、玄関から直接LDKへつながるルートと、洗面所を経由してLDKへつながるルートがあります。
前者は来客時、リビングへスムーズに案内できる動線です。後者は家族が帰宅後に、すぐ洗面所で手を洗えて便利な動線になっています。
リビングを通らずに洗面所や浴室へ直行できる間取りになっているため、お子さんが服を汚して帰ってきたときなどは非常に便利です。
回遊動線を間取りに取り入れるときのポイント
前述した回遊動線のデメリットを克服するためにも、回遊動線を間取りに取り入れる際はいくつかのポイントを考慮しましょう。
優先順位を考慮する
回遊動線を取り入れるためには、建築コストとのバランスを考えて、優先順位を決めることが大切です。
回遊動線にはスペースや建具が必要となり、通常より建築コストが高くなる傾向があります。そのため、本当に回遊動線が必要かを考えてみましょう。
住宅の建築やリフォームでこだわりたいポイントは、回遊動線を取り入れた間取りだけとは限りません。
ほかにも住宅性能や設備のグレード、床材や外壁材などここだけはこだわりたいというポイントは人それぞれです。
トータルのコストとのバランスを見て、回遊動線を取り入れるメリットの優先順位を確認しましょう。
プライバシーに配慮する
回遊動線は各部屋にアクセスしやすく、開放的な空間をつくれる一方で、プライバシーの確保に工夫が必要です。
複数の動線を人が行き来するため、人によっては落ち着かないと感じることもあるかもしれません。
回遊動線を取り入れる際には、家族のニーズやライフスタイルを考慮して、プライバシーと快適な生活を両立させる間取りを検討することが大切です。
回遊動線の良さを活かしながら、プライバシーを確保するためのアイテムとして、弊社オリジナル商品【どこでも間仕切りロールスクリーン】がおすすめです。
下地いらずで、天井にピンで固定するタイプなので、設置場所を選びません。
1mm単位でオーダーできて、北欧デザインを取り入れたテキスタイルやカラーバリエーションも豊富に取り揃えています。きっと好みのスタイルが見つかりますよ。
スペースを有効活用しながら手軽に間仕切りできるロールスクリーン。気になった方は詳細をチェックしてみてくださいね。
使わない出入口を無くす
せっかく回遊動線を取り入れても、使わない出入口ができてしまうと非常にもったいないことになります。
事前に家族の動きをシミュレーションして、使わない出入り口を最小限に抑えましょう。
また、通るだけが目的の通路をなるべく作らず、用途のある空間になるよう工夫しましょう。
洗面脱衣所やキッチンなど、家族が頻繁に利用する場所に回遊動線を組み込むことで、出入口を活用できます。
回遊動線を取り入れた間取りで快適な暮らしを実現しよう
今回は、回遊動線のメリット・デメリットや間取り例をご紹介しました。回遊動線の魅力は何といっても、家事や移動の効率が良くなることです。
家族のライフスタイルに合った回遊動線を間取りに取り入れれば、生活の利便性がアップして、快適で時間にゆとりのある暮らしが叶えられるでしょう。
NOKKIの提案する「キッチンからはじめる住まいづくり」は、まさにキッチンを中心とした回遊動線にもつながる考え方です。
ぜひNOKKIのモデルルームで、理想の暮らし方を体感してみてくださいね。
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NOKKI（ノッキ）は、『キッチンからはじめる住まいづくり』をテーマに、2023年11月に福井県森田地区にオープンしました。
従来の間取り先行型の家づくりではなく、キッチンから始まる「暮らし方」を体験できます。
幸福度No.1と言われる北欧基準の幸せな暮らし方を、お客様にご提案いたします。
「キッチンからはじめる住まいづくり」にふさわしい、延べ床面積2000㎡の日本最大級の輸入キッチン機器を体験いただけるショールームです。
またウェルビーイングをコンセプトとした８つのエリアや、実際にお客様が暮らしを想像できるモデルルームを３つご用意しております。
日本一の幸福度といわれる福井で、全国の建築デザイナーやインテリアコーディネーター、収納アドバイザーなどトッププロ達とお客様とをマッチングし、専門家と一緒に理想の住まいづくりをサポートいたします。
ぜひ一度お越しください！
北欧キッチン＆インテリア スタジオ NOKKI(ノッキ)
住所： 福井県福井市定正町102
定休日： 年中無休(年末年始除く)
営業時間： 平日 10:00〜18:00 (18:00〜19:00 要予約)
土日祝 10:00〜18:00
電話番号：0776-56-7055
事前予約：不要（ご予約いただけますとご要望に応じたご案内が可能です）
駐車場 あり、無料、70台駐車可能
キッチンからはじめる住まいづくりにご興味がある方はお気軽にLINEよりご相談ください⇩
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NOKKIスタッフ 
