こんにちは!
北欧キッチン&インテリア スタジオ NOKKI(ノッキ)です。
海外製食洗機といえば、ミーレやボッシュが代表的ですが、密かに人気を集めるブランドが「ASKO(アスコ)」です。アスコの食洗機は、独自の魅力で多くのファンを持っています。
アスコの食洗機の魅力はズバリ、
- 洗練されたデザイン
- パワフルな洗浄力
- ラックのアレンジ力
です!今回は、アスコの食洗機に注目して、その魅力やメリット・デメリットについて詳しくご紹介します。
日本で多くの方から支持されている「ミーレ」の食洗機とも比較してみたので、ぜひ食洗機選びの参考にしてください。
ASKO(アスコ)とは
ASKO(アスコ)は、1950年にスウェーデンで創業した家電ブランドです。当初は洗濯機メーカーとしてスタートし、その品質と耐久性の高さで北欧諸国を中心に評価を獲得しました。
現在は、洗濯機、衣類乾燥機、食器洗い機、冷蔵庫などに加え、オーブンやガスコンロなどの調理家電も展開。
シンプルで洗練されたデザインと、北欧の厳しい環境で培われた高い技術力、環境への配慮を兼ね備えた製品を提供し続けています。
アスコ食洗機の主な特徴と機能
アスコの食洗機の食洗機にはどのような魅力があふれているのでしょうか?まずは、アスコ食洗機の主な特徴と機能についてご紹介します。
洗練された北欧デザイン
アスコの製品は、食洗機をはじめとして北欧デザインのシンプルで機能的な美しさを取り入れています。そのため、デザインを重視する方々に人気があります。
アスコの食洗機はシンプルでありながら洗練されたデザインで、どんなキッチンにも自然に溶け込み、高級感を引き立てます。
操作パネルは隠れる設計となっており、見た目がすっきりしてキッチン全体のデザイン性を損なうことがありません。また、スタイリッシュな操作パネルは日本語表記で見やすく、使いやすい設計です。
素材へのこだわり
アスコの食洗機は、内部筐体を含む多くの部品に高グレードのステンレス鋼が使用されています。これは、一般的な食洗機に使用されるプラスチックや塗装鋼板と比べて、はるかに耐久性と耐腐食性に優れています。
プラスチックの使用を最小限に抑え、厨房機器にも使われる高品質なステンレスを惜しみなく使用している点が特徴的です。また、ステンレスの素材感も、アスコの洗練された北欧デザインを引き立てています。
ゆったり大容量
大容量の庫内で、最大で15人分のたくさんの食器や調理器具をまとめて洗えます。鍋やフライパンなど大きな調理器具も余裕を持って入れることができるのは、海外製食洗機の魅力です。
1日1回の運転で済むため、水道代・電気代の節約にもつながります。
頑固な汚れもスッキリ洗浄
アスコの食洗機は、8つのスプレーゾーンによる全方位洗浄が特徴です。庫内のどこに食器をセットしても、くまなく洗浄してくれます。
頑固な汚れには、2か所のパワーゾーンが設けられていて、強力な洗浄力で、こびり付いた油汚れや乾燥したご飯粒などもスッキリ落とします。
また、ガラスのコップを大切に洗いたい時や、プラスチックのお弁当箱を洗いたい時など、食器の種類に合わせたプログラムで洗い方を選べるのも嬉しいポイントです。
自由自在なミドルラック
アスコ食洗機の魅力の一つがミドルラックです。海外製食洗機のラックは洋食器向けに設計されているため、和食器の小鉢や茶碗などは入れにくいことが多いですよね。
しかしこのミドルラックの形状は、和食器の小鉢などにぴったりで、日本の食事スタイルでも使いやすいのが特徴。さらにミドルラックは取り外したり、片側だけ外したりすることも可能です。
自由度が高いラックの存在で、さまざまな大きさや形の食器を効率よく配置できます。小鉢やコーヒーカップなど背の低いものから、大皿や鍋まで、庫内のスペースを無駄なく使えるように工夫されています。
庫内を清潔に保つ機能
ステンレス製の庫内は耐久性が高く、汚れも落としやすいですが、アスコの食洗機にはさらに庫内を清潔に保つための機能が2つあります。
- フィルター部を常時洗浄する「スーパークリーニングシステム」
- すすぎ水に紫外線を当てることで細菌やバクテリアを死滅させる「UVクレンジング機能」
特許を取得した「スーパークリーニングシステム」でフィルターが常に自動で洗浄されるため、 庫内はいつも清潔な状態を保てるうえ、フィルターのお手入れ頻度も激減します。
また、食洗機は高温で洗うためきれいになると思いがちですが、実は目に見えない菌が残っていることも。「UVクレンジング機能」は、最後のすすぎの時に水に紫外線を当てて、菌やバクテリアを死滅させます。
これらの機能で、赤ちゃんがいるご家庭でも安心して使えますね!
アスコ食洗機のメリット・デメリットは?
アスコの食洗機には魅力的なメリットが多い一方で、注意しなければならないデメリットもあります。アスコ食洗機のメリット・デメリット・どんな人におすすめかをまとめてみたいと思います。
アスコ食洗機のメリット
【アスコ食洗機のメリット】
|
主な特徴と機能からも分かるように、アスコの食洗機は、洗練されたデザインと優れた機能性を兼ね備えています。アスコこだわりのステンレス素材は、耐久性も抜群です。
独自の技術で開発されたスプレーアームは、庫内の隅々まで水を届け、死角のない洗浄を実現。家事の負担を軽減しながら、キッチンに上質感をプラスします。
長く使えて、毎日の暮らしに確かな満足をもたらす、理想的なキッチンパートナーといえるでしょう。
アスコ食洗機のデメリット
【アスコ食洗機のデメリット】
|
アスコの食洗機を設置する際に注意する点として、高さの問題があります。アスコの食洗機は高さがあるため、日本の標準的なキッチン(高さ85cm)にはそのまま設置できないことがあります。システムキッチンの場合、90cmの高さが必要です。
ただし、この問題はオーダーキッチンで解決できます。オーダーキッチンなら、食洗機に合わせた高さに調整が可能です。
そのほか、下の写真のように、キッチンの背面の収納スペースに食洗機を設置することもできます。オーダーキッチンなら、このように設置場所を自由に選べるのも大きな特徴です。
また、価格が比較的高価であるため、なかなか導入に踏み切れないという方もいるかもしれません。
アスコの食洗機はこんな人におすすめ
アスコの食洗機は、デザインや品質にこだわり、ワンランク上のライフスタイルを求める方におすすめです。
また、大容量なので家族が多い方やホームパーティーをよくされる方、長く愛用できる高品質な製品を求める方など、日々の暮らしを豊かにしたいと考える方におすすめしたい食洗機です。
アスコとミーレの食洗機を比較!
海外食洗機で人気のブランドの一つがドイツ製の「ミーレ」です。NOKKIでも多くのお客様にご採用いただいているミーレ。今回は、アスコの食洗機と比較してみたいと思います。
一般的な食洗機のサイズは、幅45cmと60cmのタイプがありますが、アスコの食洗機は幅60cmタイプのみの展開です。そのため、ミーレも幅60cmタイプの機種で比較します。
※比較内容は2025年1月時点のものです。
アスコ | ミーレ | |
---|---|---|
引用:株式会社ツナシマ商事 公式HP | 引用:ミーレ・ジャパン株式会社 公式HP | |
型番 | DFI747 | G 7314 C SCi |
プログラム数 | 15 | 10 |
洗浄時間 (オートプログラム/最小~最大時間) |
2:10~3:10(h:min) | 2:02~3:05(h:min) |
洗浄容量 | 14人分 | 16人分 |
サイズ | W596×D554×H819~872 | W598×D570×H805~870 |
乾燥方法 | 通気乾燥 | AutoOpen(オートオープン)乾燥 |
価格(税込) | 528,000円 |
|
保証期間 | 2年間 | 2年間 |
参照:ASKO食器洗い機 DFI747|株式会社ツナシマ商事
Miele 食器洗い機 | G 7314 C SCi AutoDos 食器洗い機|ミーレ・ジャパン株式会社
洗浄力・プログラム数
アスコとミーレ、両者とも高い洗浄力を備えています。洗浄プログラム数はアスコの方が多く、さまざまな食器や汚れ具合に応じた洗浄が可能となっています。
【アスコの洗浄プログラム】
- エコ洗浄
- ノーマル洗浄
- オート洗浄
- ユニバーサル洗浄
- インテンシブ洗浄
- クイックプロ洗浄
- 予熱完了機能洗浄
- クリスタルグラス洗浄
- タイムプログラム洗浄
- ハイジェニック洗浄
- プラスチック洗浄
- リンス(すすぎ)のみ
- 下半分洗浄
- 上半分洗浄
- セルフクリーニング洗浄
【ミーレの洗浄プログラム】
- ECO
- 自動
- ジェントル
- エクストラクワイエット
- QuickPowerWash(クイックパワーウォッシュ)
- 高温洗浄・すすぎ
- インテンシブ
- PowerWash(パワーウォッシュ)
- ソーラーセーブ
- 庫内洗浄
アスコの特徴として、がんこな汚れに適したワイドスプレーとボトル洗浄に適したジェットスプレーとに切り替え可能な2か所のパワーゾーンがあります。そして独自のスプレーシステムにより、庫内で死角のない洗浄を実現しています。
一方、ミーレの特徴はきめ細かい水流と、最適な洗剤量による効率的な洗浄です。センサーで食器の量や汚れ具合を感知し、汚れがひどいときには丁寧に洗い、汚れが少ないときにはスピーディに洗浄を進めます。
独自の洗浄システム「クイックパワーウォッシュ」を搭載し、短時間でも優れた洗浄結果を実現しています。
こびり付いた汚れを落とすパワフルさを求めるなら「アスコ」、食器に優しく、かつしっかり汚れを落としたいなら「ミーレ」がおすすめです。
洗浄時間
洗浄プログラム | アスコ | ミーレ |
---|---|---|
エコ | 3:00(h:min) | 3:58(h:min) |
オート | 2:10~3:10 | 2:02~3:05 |
クイック | 0:59 | 0:58 |
洗浄時間はエコプログラムにおいて、ミーレの方が58分長く、大きな差が見られます。その他のプログラムでは、洗浄時間に大きな差はありません。いずれにしても、エコプログラムは3~4時間かかるため、基本的に夜間などの利用がおすすめです。
オート(自動)プログラムの場合、洗浄時間は食器の量や汚れ具合によって変わりますが、どちらも基本的に2~3時間で洗浄が完了します。センサーが自動で最適な洗浄時間を調整するため、効率的に洗浄を行えます。
また、どちらの機種も、クイック(お急ぎ)プログラムでは1時間弱で洗浄が完了するため、急いでいる場合に便利ですね!
洗浄容量
アスコ | ミーレ | |
---|---|---|
洗浄容量 | 14人分 | 16人分 |
全モデルの最大洗浄容量 | 15人分 | 16人分 |
洗浄容量は、日本の規格で比較して、ミーレがアスコよりも2人分多いという結果になりました。全モデルを総合してみると、アスコの上位機種ではラックが1段増えるため、その分洗浄容量も増え、最大で15人分洗えます。
どちらも大容量なので、1日分の食器をまとめて洗うことができます。
サイズ
アスコ | ミーレ | |
---|---|---|
外形寸法 | W596×D554×H819~872 | W598×D570×H805~870 |
食洗機の外形寸法とは、食洗機の「幅 × 奥行き × 高さ」 のことを指し、設置に必要なスペースを確認するために重要です。
日本の一般的なキッチンの高さは85cmです。そのうち、ビルトイン食洗機を組み込むためのスペースは高さが約81cmしかありません。
ミーレの食洗機は、この81cmに収まるように設計されていますが、アスコの食洗機は高さがあるため、標準的な高さ85cmのキッチンには入らないことがあります。
アスコの食洗機を入れたい場合は、高さが90cm以上のキッチンを選ぶか、オーダーキッチンを選択するなどの方法があります。
乾燥方法
アスコ | ミーレ | |
---|---|---|
乾燥方法 | 通気乾燥 | AutoOpen(オートオープン)乾燥 |
詳細 | ドアの内側に付いているファンで、 ドアを閉めたまま庫内の空気を入れ替える |
プログラム終了後にドアが自動的に開く |
乾燥方法の違いを見てみましょう。まず前提として、海外製食洗機は「余熱乾燥」が一般的です。これは、日本製食洗機のようにヒーターで温風を発生させる「加熱乾燥」とは異なり、庫内の余熱を利用した乾燥方法です。
そのうえで、アスコは特徴的な「通気乾燥」を採用しています。業界唯一の機能で、ドアを閉じた状態で乾燥できるので、虫やほこりが入る心配もありません。すぐに食器を取り出さなくても、衛生面で安心です。
一方のミーレは、プログラム終了後にドアが自動的に開く「オートオープン乾燥」です。庫内の温かく湿った空気が庫外へ流れ、食器をしっかりと乾燥します。
どちらも乾燥の仕上がりは良好。ちなみに、アスコも乾燥オプションとして、自動ドア開閉を選択することが可能です。特に食器を取り出すタイミングが不規則な方には、アスコの通気乾燥がおすすめです。
価格と保証
アスコ | ミーレ | |
---|---|---|
幅60cmのラインナップ | 3種類 | 13種類 |
価格(税込) | 528,000~583,000円 | 352,000~759,000円 |
保証期間 | 2年間 | 2年間 |
最後に価格と保証です。ミーレの食洗機は、ラインナップが豊富。シンプルな機能のリーズナブルなモデルから、多機能でハイスペックなモデルまでさまざまな機種を取り揃えています。
そのため、価格帯もミーレの方が幅広くなっています。今回比較した機種では、
- アスコ DFI747:528,000円
- ミーレ G 7314 C SCi:407,000円(ブリリアントホワイト)/517,000円(ステンレススチール)
と、ミーレの方がお求めやすい価格設定となっています。アスコの食洗機は、海外製の中でも比較的高価格帯に位置しています。
ミーレは操作パネル部分の色の違いで、価格が変わります。キッチン全体の印象にも関わるため、操作パネルが見えているタイプの機種を選ぶときは注意しましょう。
保証期間については、どちらも基本2年間となっています。保証期間を延長できる有料オプションもあるので、不安な方はそちらも検討してみてください。
アスコ食洗機の導入方法
アスコ製品は、輸入家電の取り扱いで豊富な実績を持つツナシマ商事が日本の総代理店として扱っています。そのため、アスコの食洗機はキッチンメーカーやインテリアショップを通じての導入が一般的です。
北欧キッチン&インテリア スタジオ NOKKI(ノッキ)なら、高品質なアスコの食洗機を実際にショールームでご覧いただけます。サイズ感や質感、使い勝手などを自身の目で確かめられるので、導入後のイメージがぐっと膨らみますよ!
さらに、NOKKIのスタッフがお客様のご要望やライフスタイル、キッチン空間に合わせて、最適な機種選びから設置までを丁寧にサポートいたします。
憧れのアスコの食洗機を、理想のキッチンを実現するNOKKIで手に入れてみませんか?ぜひお気軽にショールームへお越しください。
アスコの食洗機で快適なキッチンライフを!
アスコの食洗機は、その洗練されたデザイン、パワフルな洗浄力、そして柔軟なラックのアレンジ力で多くのファンを魅了しています。ミーレとの比較でも、アスコならではの独自の魅力が光りました。特にデザイン性を重視する方には、シンプルで機能的な美学を持つアスコの食洗機はおすすめです。
実はアスコの食洗機は、大人気YouTuberカズチャンネル様の貸別荘「waku terrace」にも納めさせていただきました。詳しくはこちらの記事をご覧ください!
関連記事:施工事例:貸別荘WAKU terraceの空間デザインとキッチンリフォーム
もっと詳しく知りたい方や実際に製品を体験したい方は、「NOKKI」のオーダーキッチン体験型ショールームへお越しください。NOKKIでは、ミーレ・ボッシュ・アスコ・ガゲナウなど、さまざまな食洗機の体験ブースをご用意しています。
アスコ以外の色々な食洗機にも実際に触れて比較しながら、自分にぴったりの食洗機、そしてキッチンを見つけてみてくださいね!お待ちしています。
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NOKKI(ノッキ)は、『キッチンからはじめる住まいづくり』をテーマに、2023年11月に福井県森田地区にオープンしました。
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