公開日: 2024年10月30日

キッチンのレイアウトはどう選ぶ?代表的なパターンと選び方のヒント

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こんにちは!

北欧キッチン&インテリア スタジオ NOKKI(ノッキ)です。

キッチンは家族が集まる中心で、毎日の暮らしに大きな影響を与える大事な空間です。でも、ぴったりなキッチンのレイアウトを選ぶのって意外と難しいですよね。

動きやすさ、収納の広さ、作業スペースの使いやすさ、家族とのコミュニケーションの取りやすさ…考えることがたくさんあります。

それに加えて、家の間取りや家族構成、料理の頻度や好みも影響してきます。そこで今回は、一般的なキッチンレイアウトの種類を紹介し、それぞれの特徴やメリット、デメリットについて解説します。

自分に合ったレイアウトを見つけるためのヒントもお届けするので、ぜひ参考にしてください。一緒に快適で使いやすいキッチンをつくりましょう!

基本のキッチンレイアウト6タイプ

まず、基本のキッチンレイアウトのタイプを6つご紹介します。レイアウトのタイプは、それぞれの空間や生活スタイル、好みに合わせて選択することが重要です。

また、これらの基本タイプを組み合わせたり、アレンジしたりすることで、より個性的で機能的なキッチンをつくることも可能です。

【I型】シンプルで狭いスペースにも最適

I型キッチンの画像

I型は、キッチン設備が1列に並ぶレイアウトです。コンパクトで効率的な設計で、狭いスペースにも設置しやすいことが特徴。また、コストが比較的低いことがメリットです。

デメリットとしては、作業スペースが限られるため、複数人での作業には不向きであることや、収納スペースも限られる場合があることが挙げられます。

少人数世帯や、スペースを広くとれない場合に適しています。腰壁を立ち上げれば対面キッチンにもできるため、コストを抑えて対面式を実現したい場合にもおすすめです。

【L型】広めのスペースに対応しやすい

L型キッチンの画像

L型は、壁面に沿ってL字型に配置したレイアウトです。I型キッチンよりも作業スペースが広く取れ、収納スペースも確保しやすいキッチンです。

ある程度の広さがあるキッチンに向いていますが、広すぎる場合は移動距離が長くなってしまうことも。また、コーナー部分の収納が少し使いづらいことがあります。

比較的広いスペースがあり、効率的に調理と片付けを行いたい場合におすすめのレイアウトです。

【U型】収納力があり作業スペースも広い

U型キッチンの画像

U型は、U字型に配置された三面を囲むデザインのキッチンです。大容量の収納スペースと広い作業スペースが確保できることがメリット。複数人での作業もしやすいレイアウトです。

設置には広いスペースが必要で、中央のスペースが狭くなる可能性があることがデメリットといえます。

収納スペースと作業スペースが豊富なキッチンを求める場合や、料理を頻繁にする家庭、調理器具などを多く持っている方におすすめです。

【Ⅱ型】効率的に作業できる

Ⅱ型キッチンの画像

Ⅱ型は、中央に通路を設けて、並行する二列に設備を配置するレイアウトです。作業動線が短く、効率的に作業できます。

通路の幅が狭いと動きにくくなるため、スペースの確保が重要です。効率的に調理作業をしたい方や、キッチン内を素早く移動したい方に最適です。

【アイランド型】回遊できる開放的な対面キッチン

アイランドキッチンの画像

アイランド型は、キッチン中央に独立した調理台を配置したキッチンです。 開放感があり、家族やゲストとコミュニケーションを取りながら調理できます。

設置には広いスペースが必要で、設置コストが高くなる点がデメリットといえます。広々としたリビングダイニングと一体感のあるLDKにしたい方におすすめのキッチンです。

【ペニンシュラ型】使いやすさとデザイン性を両立

ペニンシュラキッチンの画像

ペニンシュラ型は、半島のように片側が壁に接しているデザインのキッチンです。アイランド型と比べて省スペースでありながら、開放感と対面キッチンを実現できます。

壁に接している部分の設計によっては、動線が制限されることがあるため注意が必要です。ある程度の広さを確保しつつ、開放的なキッチンにしたい方におすすめです。

関連記事:ペニンシュラキッチンの人気の理由は?デメリットには対策を

 

理想のキッチンレイアウトを選ぶポイント

最適なキッチンのレイアウトは、家族構成や生活スタイルによって異なります。また、予算との兼ね合いも考慮して選ぶことが大切です。

ここでは、理想のキッチンレイアウトを選ぶポイントについて解説します。

家族構成

人数

家族の人数に応じて必要なスペースや作業台の大きさが変わります。大家族の場合はU型やL型のように広い作業スペースや収納が必要になることがあります。

生活スタイル

家族が頻繁に自炊するのか、調理する機会は少ないのかによって理想のキッチンは変わります。例えば、料理好きの家庭では、作業スペースが広く取れるレイアウトが望ましいです。

年齢層

小さなお子さんがいる場合、安全性も考慮した動線や収納が必要です。また、家族の中に高齢者がいる場合は、動きやすいレイアウトや安全なキッチンが求められます。

収納力

収納スペースが不足すると、キッチンが散らかりやすくなるため、事前に必要な収納量を把握しておくことが重要です。 収納量を増やしたい場合は、キッチンスペースに隣接したパントリーの設置も検討してみましょう。

動線の確保

冷蔵庫、シンク、コンロを結ぶワークトライアングルを意識することで、無駄のない動きやすいキッチンになります。3辺の合計が360cm~600cmの間となるように配置すると、作業効率が良くなるといわれています。

キッチンのワークトライアングルを説明する図

また、各設備の周りに適切な作業スペースを確保し、調理と片付けの流れを考慮したレイアウトを選びましょう。そして、キッチン内をスムーズに移動できるよう、通路幅は80cm以上を目安に確保すると良いです。

デザインと機能性

シンプルモダン、ナチュラル、和風など、家の雰囲気に合ったキッチンのスタイルを選びましょう。

食洗機やビルトインオーブンなど、便利な設備を導入することで、より快適なキッチンになります。また、掃除やメンテナンスがしやすい素材選びも重要です。

予算

キッチンリフォームや新築の場合、予算は大きな要因です。希望するすべての機能やデザインが予算内に収まるかを確認し、優先順位を設定しましょう。

長く使用するものなので、多少高価でも耐久性があり、長持ちする材質や設備を選ぶことも考慮に入れる必要があります。

 

そのほかキッチンレイアウトで重要なこと

キッチンのレイアウトでは、

  • 冷蔵庫の位置
  • ゴミ箱の位置
  • コンセントの数と位置

の3点も重要になります。以下で解説します。

冷蔵庫の位置

冷蔵庫は、キッチン全体の動線を考慮し、作業がスムーズに行える場所に配置しましょう。例えばキッチンの入り口付近に配置すると、食材の出し入れや飲み物を取りに行く際に便利です。

冷蔵庫の扉が完全に開くスペースを確保し、スムーズに出し入れできるようにすることが大切です。

関連記事:キッチン通路幅の理想は何センチ?冷蔵庫周りの狭さを解消する必須のテクニック!

ゴミ箱の位置

ゴミ箱はシンクや調理スペースの近くに配置することで、食材の下処理や料理中に出るゴミをすぐに処理できます

キッチンの美観を損なわないよう、作業台の下や専用のゴミ箱収納スペースなど、隠しながらもアクセスしやすい位置を検討してみましょう。

また、分別が必要な場合、各ゴミ箱へのアクセスを簡単にするための配置を考えておく必要があります。

関連記事:キッチンゴミ箱の配置:生活感を隠し快適な生活をサポートする秘訣!

コンセントの数と位置

キッチンでは多くの電化製品を使うため、コンセントの数と位置が非常に重要です。使用する家電の数や配置を想定し、不足なく、安全に使えるように配置しましょう。

例えば、コーヒーメーカーや電気ケトルなどよく使う小型家電の置き場所近くには、複数のコンセントを設置します。また、家電収納スペース内にコンセントを設置することで、見た目がスッキリするだけでなく、コード類の絡まりを防ぐ効果も期待できます。

スマートフォンやタブレットの充電など、さまざまな用途に対応できるよう、キッチンカウンターにもコンセントがあると便利です。

 

理想のキッチンレイアウトをショールームで見つけよう

NOKKIのショールーム画像

今回は、キッチンレイアウトの基本的なパターンと、レイアウトを決めるときのポイントについてご紹介しました。キッチンは多くの時間を過ごす場所であり、家族の健康を支える大切な場所でもあります。

新築やリフォームでキッチンをつくるときは、ぜひ細部までこだわってみてください。細部まで考え抜かれた使い勝手の良いキッチンでは、きっと快適に楽しく料理ができますよ!

そんな理想のキッチンづくりに、NOKKIの体験型ショールームが強い味方になります。当ショールームでは、単に見るだけでなく、実際に触れて操作できる豊富な展示をご用意しています。

様々なキッチンの実物を見て、触れることで、具体的なイメージが湧きやすくなり、理想のキッチンにぐっと近づきます。

「理想のキッチンがイメージしづらい…」という方もご安心ください。専門のスタッフが、お客様の具体的なニーズやライフスタイルを丁寧にヒアリングし、最適なレイアウトや設備の提案をさせていただきます。

キッチンづくりの第一歩として、ぜひNOKKIのショールームをご活用ください。お待ちしています!

 

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NOKKI(ノッキ)は、『キッチンからはじめる住まいづくり』をテーマに、2023年11月に福井県森田地区にオープンしました。

 

従来の間取り先行型の家づくりではなく、キッチンから始まる「暮らし方」を体験できます。

幸福度No.1と言われる北欧基準の幸せな暮らし方を、お客様にご提案いたします。

「キッチンからはじめる住まいづくり」にふさわしい、延べ床面積2000㎡の日本最大級の輸入キッチン機器を体験いただけるショールームです。

 

またウェルビーイングをコンセプトとした8つのエリアや、実際にお客様が暮らしを想像できるモデルルームを3つご用意しております。

NOKKIマップ

日本一の幸福度といわれる福井で、全国の建築デザイナーやインテリアコーディネーター、収納アドバイザーなどトッププロ達とお客様とをマッチングし、専門家と一緒に理想の住まいづくりをサポートいたします。

 

ぜひ一度お越しください!

 

北欧キッチン&インテリア スタジオ NOKKI(ノッキ)

住所: 福井県福井市定正町102

定休日: 年中無休(年末年始除く)

営業時間: 平日 10:00〜18:00   (18:00〜19:00 要予約)

      土日祝 10:00〜18:00

 

電話番号:0776-56-7055

事前予約:不要(ご予約いただけますとご要望に応じたご案内が可能です

駐車場 あり、無料、70台駐車可能

 

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キッチンからはじめる住まいづくりにご興味がある方はお気軽にLINEよりご相談ください⇩

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