公開日: 2024年6月21日 - 最終更新日: 2024年7月12日

キッチンとダイニングテーブルの横並び配置が人気!間取りを考える上での注意点は?

NOKKIスタッフ
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北欧キッチン&インテリア スタジオ NOKKI(ノッキ)の小坪です。

インスタなどで見かけることが多くなった横並びのキッチンとダイニング。キッチンカウンターとダイニングテーブルを1枚の天板で繋げるタイプも、まとまりのある美しいデザインが好評です。

キッチンで食事の準備や片づけをしながらすぐ横のダイニングテーブルでお子さんの宿題を見てあげられますし、何といっても配膳が楽になります。ダイニングキッチンが一体化することで省スペースとなるので、マンションでの採用も目立ちます。

ただし、ライフスタイルによってはこの間取りが向かない場合もあります。「こんなはずじゃなかった」と後悔しないよう、憧れの横並びダイニングを採用する前にメリット・デメリットをしっかりと検討していきましょう!

 

キッチンとダイニングを横並びにするメリット

横並びダイニング

1. 配膳が楽になる

キッチンとダイニングが横並びに配置されることで、料理を作ってからすぐにテーブルに運べるため、配膳が非常に楽になります。これにより、食事の準備がスムーズに行えるだけでなく、食事の片付けも効率的に。食事中にお醤油や取り皿を取ってくるのも苦ではなくなります。

  • 作業効率の向上: キッチンとダイニングの距離が近いことで、料理を運ぶ手間が省け、作業効率が上がります。
  • タイムロスの削減: 食事の準備や片付けにかかる時間を短縮でき、家事全体の時間を有効に使えます。

 

2. コミュニケーションが取りやすい

キッチンとダイニングが横並びに配置されることで、料理をしながら家族とのコミュニケーションが取りやすくなります。家事をしている間も家族の様子を見守ることができますし、「子どもが進んで配膳や調理のお手伝いをしてくれるようになった」という声も。自然と家族の一体感が生まれます。

  • 家族との距離が近い: 料理をしながら家族と会話できるため、家族の絆が深まります。
  • 安心感の提供: 子供の様子を見守りながら家事ができるため、安心して家事に集中できます。

 

3. 空間の一体感と有効活用

キッチンとダイニングが横並びに配置されることで、空間の一体感が生まれます。省スペースにもなるため、リビングをより広くすることができるでしょう。K(キッチン)とD(ダイニング)を一体化させることで、広々とした開放感のある空間を作り出すことができます。

  • 開放感のある空間: 壁や仕切りが少ないため、視覚的に広がりを感じることができます。
  • インテリアの統一感: キッチンとダイニングのデザインを統一することで、洗練された空間を演出できます。

 

キッチンとダイニングを横並びにするデメリット

横並びダイニング

1. 動線の問題

キッチンとダイニングが横並びに配置されることで、動線が複雑になる場合があります。特にキッチンが狭い場合や、ダイニングテーブルの配置が悪い場合は、動きにくくなります。

  • 狭いキッチンでの動線: キッチンが狭いと、調理スペースや作業スペースが限られ、動きにくくなります。
  • 一体化の弊害: 横に長くなるため、テーブルのこちら側からあちら側への移動はぐるっと回り込むかたちになります。いっそテーブルの下をくぐってしまいたくなるのは私だけではないはず・・?!

 

2. 匂いや音の問題

キッチンとダイニングが近いことで、料理の匂いや調理中の音がダイニングに届きやすくなります。これが不快に感じる場合もあります。

  • 匂いの拡散: 調理中の匂いがダイニングに広がりやすく、気になる場合があります。
  • 音の問題: 調理中の音がダイニングに響きやすく、会話の妨げになることがあります。

 

3. 収納スペースの問題

キッチンとダイニングを横並びに配置することで、収納スペースが限られる場合があります。特に、広い作業スペースを確保するために収納スペースが犠牲になることがあります。

  • 収納の確保: 十分な収納スペースを確保するためには、間取り上の工夫が必要です。
  • 使いやすさの確保: 収納スペースが限られることで、使い勝手が悪くなることがあります。

 

4. キッチンシンクや作業台が丸見え

キッチンとダイニングが横並びになることで、キッチンシンクや作業台がダイニングから丸見えになる場合があります。これが気になる方も多いでしょう。お客様に気を遣うのはもちろん、片付いていないキッチンが目に入るとくつろげないという声も。モデルハウスのように生活感のない空間では気が付かない盲点かもしれません。

  • 視覚的な問題: 調理中の散らかりや洗い物がそのまま見えてしまうため、見た目の問題があります。
  • プライバシーの確保: キッチンでの作業がダイニングから見えてしまうため、プライバシーの問題が生じることがあります。

 

キッチンとダイニングを横並びに配置する際の注意点

ポイント

1. 適切な配置とサイズ

キッチンとダイニングを横並びに配置する際には、適切な配置とサイズを考慮することが重要です。採用予定のキッチンの作業スペースやダイニングテーブルのサイズをしっかりと測って、動線を確保しましょう。人がすれ違えないほど狭い通路幅だと、ストレスを感じる可能性があります。

  • 作業スペースの確保: キッチンの作業スペースを十分に確保することで、効率的に料理を作ることができます。
  • テーブルのサイズ: ダイニングテーブルのサイズは、キッチンとのバランスを考慮しましょう。

 

2. 換気と音の対策

キッチンとダイニングが近いことで、匂いや音の問題が発生するため、換気と音の対策を行うことが重要です。適切な換気システムや防音対策を行い、快適な空間を作り出しましょう。

  • 換気システムの導入: 匂いを効果的に排出するために、強力な換気システムを導入しましょう。
  • 防音対策: コンロやシンクの位置をなるべくダイニングテーブルから離すなどの工夫を施し、音の問題を軽減しましょう。

 

3. 収納スペースの工夫

収納スペースが限られる場合には、収納スペースの工夫を行いましょう。効率的な収納方法や収納家具を利用し、スペースを有効活用することが重要です。

  • 効率的な収納方法: スペースに余裕があればパントリーのある間取りがおすすめです。ご自宅に合わせて効率的な収納方法を考えましょう。
  • 収納家具の利用: 必要に応じて収納家具を導入し、収納スペースを確保しましょう。キャスター付きで動かせるキッチンワゴンも便利ですよ。

 

4. 自分の暮らしかたに合っているか

最も重要なのは、横並びダイニングのメリットデメリットを自分がどう捉えるかということです。

「キッチンをいつも綺麗にしておくのは大変」
「お子さんのお世話で食事中も席の移動が多い」

などの理由があれば、あえて横並びを選択しないのもひとつの手です。

デメリットを知ったうえで

「横並びキッチンダイニングの一体感が大好き」
「配膳が楽」
「料理しながら宿題を見てあげられる」

などのメリットが上回れば、自信をもって採用することができるでしょう。

 

まとめ

キッチンとダイニングを横並びに配置することで、配膳が楽になり、家族とのコミュニケーションが取りやすくなるなどの多くのメリットがあります。しかし、動線や収納スペース、シンクや作業台が丸見えになる問題などのデメリットも考慮する必要があります。適切な配置や対策を行ったうえで、憧れのキッチンを実現させましょう。

NOKKIでは様々な型のキッチンを体験することができますよ。
ご来場をお待ちしております♪

シンク体験

 

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NOKKI(ノッキ)は、『キッチンからはじめる住まいづくり』をテーマに、2023年11月に福井県森田地区にオープンしました。

 

従来の間取り先行型の家づくりではなく、キッチンから始まる「暮らし方」を体験できます。

幸福度No.1と言われる北欧基準の幸せな暮らし方を、お客様にご提案いたします。

「キッチンからはじめる住まいづくり」にふさわしい、延べ床面積2000㎡の日本最大級の輸入キッチン機器を体験いただけるショールームです。

 

またウェルビーイングをコンセプトとした8つのエリアや、実際にお客様が暮らしを想像できるモデルルームを3つご用意しております。

NOKKIマップ

日本一の幸福度といわれる福井で、全国の建築デザイナーやインテリアコーディネーター、収納アドバイザーなどトッププロ達とお客様とをマッチングし、専門家と一緒に理想の住まいづくりをサポートいたします。

 

ぜひ一度お越しください!

 

北欧キッチン&インテリア スタジオ NOKKI(ノッキ)

住所: 福井県福井市定正町102

定休日: 年中無休(年末年始除く)

営業時間:

平日 10:00〜18:00
(18:00〜19:00 要予約)

土日祝 10:00〜18:00

 

電話番号:0776-56-7055

事前予約:不要(ご予約いただけますとご要望に応じたご案内が可能です

駐車場 あり、無料、70台駐車可能

 

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