こんにちは!
北欧キッチン&インテリア スタジオ NOKKI(ノッキ)です。
対面キッチンのカウンター下収納は、空間を有効活用できるだけでなく、リビング・ダイニングの雰囲気を大きく左右する重要な要素です。
しかし、サイズやデザイン、使い勝手を考慮せずに収納計画を進めてしまうと、後から「こんなはずじゃなかった…」と後悔することにつながりかねません。
そこで今回は、キッチンのカウンター下収納でありがちな後悔を避けるためのアイデアと、理想の収納を実現するオーダーキッチンの魅力についてご紹介します。
対面キッチンのカウンター下収納には何を入れる?
対面キッチンのカウンター下収納は、リビング・ダイニング側からでもアクセスしやすい便利な収納スペースですよね。つい色々なものを置きがちなカウンターをすっきり保つためにも、あると重宝します。
そして収納するものによって、使い勝手が大きく変わる場所でもあります。実際、ダイニング側が収納タイプの対面キッチンを選んだものの、収納を上手く活用できていないという方も多いのではないでしょうか?
では、カウンター下収納には何を収納すると良いのでしょうか?「使う場所の近くに、使うものを収納する」という収納の基本を考えると、最も近いダイニングテーブルでよく使うものを収納すると良いでしょう。
家庭によって、そこで必要となるものは異なりますが、一般的には以下のようなものが挙げられます。
- 来客用食器・カトラリー
- ランチョンマットやテーブルクロス
- お菓子のストック
- 子供の学習道具
- タブレットなどの電子機器
- リビングで使う文具類
- 常備薬や爪切りなどの日用品
- 清掃用品
キッチンのカウンター下収納ではありますが、ダイニング側に回って取り出す動線を考えると、リビング・ダイニング収納として位置づけると良いかもしれません。
カウンター下収納の種類
対面キッチンのカウンター下収納には、大きく分けて3つの種類があります。それぞれの特徴と、メリット・デメリットを解説します。
扉付き収納
扉で中身が隠れるタイプの収納です。見た目がスッキリして生活感を隠せるので、リビング側がおしゃれに見えることがメリット。また、収納内に埃が入りにくいです。
デメリットとしては、扉を開け閉めする動作が面倒に感じる可能性があること、扉の開閉スペースが必要になることが挙げられます。
セミオープン収納
部分的に開いていて、一部が扉で隠された収納です。このタイプは、扉付き収納とオープン収納のいいとこ取りができます。
例えば、よく使うものはオープン部分に、隠したいものは扉部分にと使い分けられたり、オープン部分は写真や小物を飾るスペースとして使ったりできます。
デメリットとしては、オープン部分には埃が溜まりやすいこと、また、収納方法によっては見た目が雑然としてしまうことがあるでしょう。
フルオープン収納
見せる収納として、完全に開放された収納スペースです。このタイプは、ものをすべて見せる形で、ディスプレイとしても利用できます。
開け閉めの動作が不要で、スムーズに取り出せることが最大のメリット。扉が無いため開放的で、空間を広く見せる効果もあります。
ただし、収納物が丸見えになるので、常に整理整頓を心がける必要があります。また埃が溜まりやすいため、こまめな掃除が必要です。
カウンター下収納を有効活用するアイデア
キッチンカウンターで食事をとる機会が無いため、カウンター下を収納スペースに変更したいと思っている方も多いでしょう。ここでは、カウンター下を有効活用するアイデアをご紹介します。
可動棚で柔軟にレイアウトを変更
棚板の高さを細かく調整できる可動棚なら、収納する物の高さに合わせて棚の位置を変えられるので、スペースを無駄なく活用できます。
季節ごとに収納するものが変わる場合や、異なるサイズのものを効率よく収納したい場合にも、柔軟に対応できる点がメリットです。
引き出しに細々したものを収納
引き出し収納は、カトラリーや文房具など、細々としたものを整理整頓するのに最適です。失くしやすい小さなアイテムもまとめて収納できるので、すっきり整理され、物の紛失を防ぎます。
ただし、カウンター下はあまり奥行きが取れない場合も多いので、奥行きの浅い引き出しになってしまう可能性があります。結果として、収納できるものが限られてしまうことがある点に注意が必要です。
マガジンラックで雑誌や絵本を収納
マガジンラックを設置して、雑誌や絵本の見せる収納スペースとして活用するのもおすすめです。雑誌や絵本をスッキリと収納できるだけでなく、表紙が見えるので選びやすく、インテリアとしても楽しめます。
リビング感が出て、家族で過ごす空間に一体感をもたらすでしょう。
フックを付けて鞄類を収納
カウンター下の内部や側面にフックを取り付ければ、鞄やエコバッグなど、日常使いの物を吊るして収納できます。
使わない時に邪魔にならず、床に置かなくて良いので掃除もしやすくなります。出かける際にサッと手に取れるため、準備時間の節約にもなるでしょう。
照明をつけてディスプレイスペースに
オープン収納にするなら、照明を取り付けて、魅力的なディスプレイスペースとして演出するのもおすすめです。間接照明として、リビングダイニングの雰囲気を格上げする効果も。
お気に入りの食器やグラス、写真立て、観葉植物、アロマディフューザーなどを配置すれば、暮らしの中でお気に入りのものを楽しむスペースとして活用できるでしょう。
カウンター下収納を活用するためのポイント
カウンター下収納を計画する上で、重要なポイントを3つご紹介します。これらのポイントを踏まえることで、より使いやすく、満足度の高い収納スペースを作ることができます。
カウンター下のサイズを測る
カウンター下のスペースをしっかり測りましょう。幅、高さ、奥行きを正確に把握することが重要です。そして、配管やコンセントの位置、扉や引き出しの開閉に必要なスペースも考慮しましょう。
サイズを把握することで、無駄なスペースをなくし、効率的に収納を活かせます。
ライフスタイルに合わせて収納するものを決める
家族のライフスタイルに合わせて、本当に必要なものが何かをリストアップし、頻度や季節性によって配置を考えましょう。
よく使用するものは手前や取り出しやすい位置に配置し、季節物やあまり使わないものは奥や下段に配置すると便利です。子供がいる場合は、おもちゃや絵本を収納しやすいように工夫すると良いでしょう。
収納の前に適切なスペースをとる
扉の開閉スペースや人の動線などを考慮して、収納の前には適切なスペースを確保しましょう。
特にダイニングテーブルが近くにありすぎると、使いにくい収納になってしまいます。最低60cm程度のスペースを空けられると良いでしょう。
オーダーキッチンならカウンター下収納も自由自在
システムキッチンの収納や後付けの収納ユニットは、規格が決まっているため、収納したいものに合わせて選ぶと、どうしてもスペースが余ってしまったり、逆に収納しきれなかったりということが起こりがちです。
また、せっかくキッチンを美しく整えても、後付けの収納ユニットでは素材やサイズ、デザインが合わず、ちぐはぐな印象になってしまうことも。
その点、NOKKIの提案するオーダーキッチンなら、カウンター下のサイズはもちろん、収納したいもの、使い勝手、そしてリビング・ダイニング全体のインテリアとの調和まで考慮して、収納を設計できます。
例えば、
- ワイングラスやコーヒーカップを美しくディスプレイできるガラス扉の収納
- かさばる調理家電もスッキリ収納できるスライド式の収納
- お子様でも簡単に出し入れできるおもちゃ収納
など、ライフスタイルや好みに合わせた、オリジナルのカウンター下収納を実現できます。
オーダーキッチンは、初期費用は多少高額になる場合もありますが、長い目で見て、使い勝手と満足度の高いキッチンを実現できる賢い選択と言えるでしょう。
後悔のない、理想のキッチンを実現するために、カウンター下収納まで含めたプランニングを検討してみてはいかがでしょうか?
関連記事:予算とライフスタイルに合わせて!理想の暮らしを実現するオーダーキッチンの魅力
あなたにぴったりの収納で快適なキッチンを実現しよう!
カウンター下収納は、適切な計画と工夫次第で、使い勝手の良い理想的な収納スペースとなります。既製品や後付けの収納では限界がある場合でも、オーダーキッチンを選択することで、家族構成やライフスタイルに合わせた最適な収納を実現できますよ!
NOKKIの体験型ショールームでは、実際のキッチンで収納の使い勝手を体験できるほか、経験豊富なスタッフが収納計画のご相談にも対応いたします。理想的なキッチン収納をカタチにするために、ぜひショールームへお越しください。ご来店の際は、お気軽に収納についてのお悩みをお聞かせくださいね。
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NOKKI(ノッキ)は、『キッチンからはじめる住まいづくり』をテーマに、2023年11月に福井県森田地区にオープンしました。
従来の間取り先行型の家づくりではなく、キッチンから始まる「暮らし方」を体験できます。
幸福度No.1と言われる北欧基準の幸せな暮らし方を、お客様にご提案いたします。
「キッチンからはじめる住まいづくり」にふさわしい、延べ床面積2000㎡の日本最大級の輸入キッチン機器を体験いただけるショールームです。
またウェルビーイングをコンセプトとした8つのエリアや、実際にお客様が暮らしを想像できるモデルルームを3つご用意しております。
日本一の幸福度といわれる福井で、全国の建築デザイナーやインテリアコーディネーター、収納アドバイザーなどトッププロ達とお客様とをマッチングし、専門家と一緒に理想の住まいづくりをサポートいたします。
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