公開日: 2024年12月9日

キッチン家電の収納計画|使いやすい配置のコツとおすすめビルトイン家電

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こんにちは!

北欧キッチン&インテリア スタジオ NOKKI(ノッキ)です。

キッチン家電の数が増えると、限られたスペースでの収納に悩む方も多いのではないでしょうか。炊飯器、電子レンジ、コーヒーメーカーなど、日々の調理に欠かせない家電をどう配置すれば使いやすいのか、収納計画に頭を悩ませている方も少なくありません。

使いやすさ抜群のキッチンを実現するには、事前の収納計画が重要です。そこで今回は、キッチン家電を機能的に収納するためのポイントと、使い勝手の良い配置のコツについてご紹介します。

後半では、リフォームや新築を考えている方に向けて、キッチンをよりスタイリッシュに見せるビルトイン家電もご紹介!

ぜひ参考にして、毎日の料理をもっと快適にする、キッチン家電の最適な収納方法を見つけてみてください。

キッチン家電の収納場所別メリット・デメリット

アイランドキッチンの画像

キッチン家電の最適な収納場所は、家電の使用頻度、キッチンの広さや形状、ライフスタイルなどによって異なります。 以下に収納場所別のメリット・デメリットをまとめましたので、参考にしてみてください。

カウンターの上

メリット デメリット 収納に適した家電の例
  • すぐに使える
  • 見せる収納として活用できる
  • 作業スペースが減る
  • 見た目が雑然とする
  • 汚れが付きやすい
  • コーヒーメーカー
  • 電気ケトル
  • トースター
  • 炊飯器
  • デザイン性の高い家電

カウンターの上は、すぐに手が届く場所なので、使用頻度の高い家電に最適です。設置や取り出しの手間が省けることが最大のメリット。

デザイン性の高いおしゃれな家電なら、見せる収納としてインテリアの一部になります。

デメリットとしては、整理整頓を心がけないと見た目がゴチャゴチャしてしまうことや、出しっぱなしなので、汚れが付きやすいことが挙げられます。また、多くの家電を置くと作業スペースが狭くなってしまうことも。

 収納棚

メリット デメリット 収納に適した家電の例
  • 見た目がすっきりする
  • 汚れの付着を防げる
  • 出し入れの手間がかかる
  • 家電のサイズが制限される
  • ホットプレート
  • ブレンダー
  • ワッフルメーカー

食器棚などの収納棚に家電を収納する場合は、見た目がスッキリして清潔感も保てます

ただし、使うときに棚から出し入れする手間がかかることや、重い家電は収納場所が下段に限定されることがデメリット。また、棚のサイズに合わない家電は収納できないため、家電のサイズが制限されます。

 引き出し

メリット デメリット 収納に適した家電の例
  • 奥まで取り出しやすい
  • 分類収納しやすい
  • 耐荷重に制限がある
  • 高さにも制限がある
  • ハンドミキサー
  • ハンドブレンダー
  • 電源タップや家電のコード類

引き出しは、小型の家電や付属品を整理して収納するのにぴったりです。仕分けすることで、必要なものをすぐに見つけられます。引き出しなら、奥にしまったものも取り出しやすいことがメリットです。

反対に、大型家電には不向きの場所といえます。重い家電を収納してしまうと、引き出しが壊れる可能性があるため、あまり重い家電は収納できません。

パントリー

メリット デメリット 収納に適した家電の例
  • 大量収納が可能
  • キッチンがスッキリと片付く
  • キッチンから離れていると使いづらい
  • ホームベーカリー
  • 大型フードプロセッサー
  • 冷蔵庫

パントリーは収納力が抜群で、大型家電や複数の家電をまとめて収納できる場所です。 家電をまとめて収納することで、キッチンが広々と使えます。

最近は、冷蔵庫などの大型家電をパントリーに収納して、生活感を隠すスタイルも人気があります。

デメリットとしては、キッチンからパントリーまでの距離があると家電を使用するときに移動が面倒なことです。そのため、使用頻度の低い季節家電などを置く場所に最適です。

冷蔵庫や電子レンジなどの使用頻度の高い家電を置く場合は、キッチンからパントリーまでの距離をできるだけ短く計画する必要があります。

吊戸棚

メリット デメリット 収納に適した家電の例
  • 上部空間を有効活用できる
  • 調理スペースを広く使える
  • 取り出しが大変
  • 重い家電には不向き
  • 季節家電
  • ヨーグルトメーカーやジューサーなど、軽量で使用頻度が低い家電

吊戸棚のメリットは、キッチン上部の空間を有効活用できることにあります。カウンター上の作業スペースを圧迫することなく、収納場所を確保できます。

しかし、高い位置にあるため出し入れが大変な点や、重い家電の収納には不向きな点がデメリットです。

壁面収納

メリット デメリット 収納に適した家電の例
  • 収納力が高い
  • 壁面を有効活用できる
  • 設置費用が必要
  • 耐荷重に注意が必要
  • 小型の調理家電
  • レシピを見るためのタブレットなど

壁面を有効活用して、収納スペースを確保できる壁面収納。棚やフックなどを組み合わせることで、様々な家電を収納できます。

しかし、設置場所や方法によっては強度や使用感に制約が出る場合もあります。特に重い家電を収納する場合は、壁の強度や金具の耐荷重を確認する必要があります。

 

キッチン家電の最適な収納場所を考えるステップ

キッチン家電の収納場所を決めるときは「使いやすさ」と「スッキリ収納」の両立がポイントです。 ここでは、最適な収納場所を見つけるための5つのステップをご紹介します。

 1.必要なキッチン家電をリストアップする

まずは、所有しているキッチン家電を全て書き出してみましょう。 使っていない家電があれば、これを機に手放すことも検討しましょう。

2.使用頻度で分類する

リストアップした家電を「毎日使用」「週に数回使用」「月に数回使用」などの使用頻度別に分類します。

使用頻度に応じたグループ分けをすることで、収納の優先順位をつけやすくなります。例えば、毎日使用するものは手の届きやすい場所に配置するのが理想的です。

3.収納場所の候補を挙げる

使用頻度を考慮しながら、どの収納場所に置くかを検討します。

毎日使用(使用頻度高) カウンターの上や引き出しなど、すぐに取り出せる場所
週に数回使用(使用頻度中) 収納棚やパントリーなど、使用時に取り出す場所
月に数回使用(使用頻度低) パントリーや吊戸棚など、普段は収納しておく場所

家電のサイズ、取り出しやすさ、周囲のスペースとの兼ね合いなども考慮します。

4.収納方法を決める

収納場所が決まったら、具体的な収納方法を考えます。例えば、おしゃれな家電はカウンター上で見せる収納、生活感を抑えたい場合は、扉付きの収納棚や引き出しに収納など。

家電がぴったり収まるようにするほか、取り出しやすさや戻しやすさも考慮しましょう。また、視覚的にスッキリと見せる工夫も大切です。

5.コンセントの位置や安全性を考慮する

使用する場所にコンセントがあるか、延長コードが必要かを確認します。また、熱や蒸気が発生する家電は、周囲に燃えやすいものを置かない、壁から少し離すなど安全に配慮しましょう。

 

ビルトイン家電を選べば見た目スッキリ!

キッチン家電を収納場所に工夫してスッキリさせるのも良いですが、そもそも家電自体をシステムキッチンに組み込んでしまう「ビルトイン家電」もおすすめです。

人気のビルトイン家電を3つご紹介します。

食洗機

ビルトイン食洗機の画像

新築やリフォームの際に設置されることの多い、ビルトイン食洗機。見た目がスッキリし、キッチンの美観を損なわないだけでなく、手洗いよりも少ない水量で洗浄できるため、水道代の節約にもなります。

洗浄力が高く、一度に多くの食器を洗える、ミーレやボッシュなどの海外製食洗機も人気があります。

関連記事:ミーレとボッシュを比較:洗浄力から乾燥方法まで、理想の食洗機選びガイド

ビルトインオーブン

ビルトインオーブンの画像

ビルトインオーブンは、キッチンキャビネットやカウンターの中に組み込まれたオーブンです。キッチン全体のデザインと調和するため、見た目がスッキリ。

過熱水蒸気やコンベクションなど、様々な調理機能を搭載したモデルがあります。

日本製のビルトインオーブンはコンロの下に設置するのが基本ですが、海外製のビルトインオーブンは設置場所を選びません。使いやすい高さに組み込めるので、食材の出し入れや調理中の確認がスムーズに行えます。

関連記事:日本製と海外製のビルトインオーブンの違いを解説!料理好き必見の比較ポイントとは?

ビルトイン浄水器

ビルトイン浄水器の画像

ビルトイン浄水器は、キッチンシンクの下に組み込まれることが多く、別途浄水専用の蛇口や水が出る部分へ直接接続されます。配管は目に見えないため、シンク周りをスッキリと保てます

蛇口をひねるだけで、いつでも浄水された水が使えます。また、シンプルでスタイリッシュなデザインの蛇口と組み合わせることが可能です。

関連記事:ビルトイン浄水器の選び方&おすすめ:デザインと機能を兼ね備えたキッチンライフを彩るアイテム

 

おしゃれなキッチンなら!造作収納もおすすめ

新築やリフォームでキッチンを新しくするなら、キッチンに合わせたこだわりの収納スペースが欲しいと思いませんか?そこでおすすめなのが「造作収納」です。

造作収納は、キッチンや部屋のサイズに合わせて、棚や引き出しなどを設計・製作するオーダーメイドの収納です。既製品では難しい、空間を最大限に活かした収納スペースを作れるのが最大の魅力です。

造作収納なら、収納する家電のサイズや使用頻度に合わせて、棚の高さや奥行きを自由に調整することが可能。また、キッチンの色やデザインに合わせた材質を選ぶことで、キッチン全体に統一感が生まれ、居心地の良い空間をつくり上げることができます。

世界に一つだけの、理想のキッチンを実現するために、造作収納も検討してみてはいかがでしょうか?

 

オーダーキッチンなら家電に合わせた収納を実現できる

キッチン家電の収納は、使用頻度や動線を考慮した計画が重要です。まずは使っている家電を使用頻度ごとに分類してみてくださいね。そのうえで最適な収納場所を検討しましょう。

特にオーダーキッチンなら、家電のサイズや使い方に合わせた理想的な収納が実現できます。実際の収納プランを検討する際は、ぜひNOKKIのショールームへお越しください。

実物のキッチンを見ながら、経験豊富なスタッフが、ご家族のライフスタイルに合わせた最適な収納プランをご提案いたします。理想のキッチン収納を一緒に考えてみませんか?ご来店を心よりお待ちしております。

 

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NOKKI(ノッキ)は、『キッチンからはじめる住まいづくり』をテーマに、2023年11月に福井県森田地区にオープンしました。

 

従来の間取り先行型の家づくりではなく、キッチンから始まる「暮らし方」を体験できます。

幸福度No.1と言われる北欧基準の幸せな暮らし方を、お客様にご提案いたします。

「キッチンからはじめる住まいづくり」にふさわしい、延べ床面積2000㎡の日本最大級の輸入キッチン機器を体験いただけるショールームです。

 

またウェルビーイングをコンセプトとした8つのエリアや、実際にお客様が暮らしを想像できるモデルルームを3つご用意しております。

NOKKIマップ

日本一の幸福度といわれる福井で、全国の建築デザイナーやインテリアコーディネーター、収納アドバイザーなどトッププロ達とお客様とをマッチングし、専門家と一緒に理想の住まいづくりをサポートいたします。

 

ぜひ一度お越しください!

 

北欧キッチン&インテリア スタジオ NOKKI(ノッキ)

住所: 福井県福井市定正町102

定休日: 年中無休(年末年始除く)

営業時間: 平日 10:00〜18:00 (完全予約制)

      土日祝 10:00〜18:00

電話番号:0776-56-7055

事前予約:平日完全予約制(こちらからご予約をお願いします

※2日前~当日はLINEでのご予約を受け付けておりません。お電話にてお問合せください。

駐車場 あり◎無料◎70台駐車可能

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キッチンからはじめる住まいづくりにご興味がある方はお気軽にLINEでご相談ください。

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