こんにちは!
北欧キッチン&インテリア スタジオ NOKKI(ノッキ)です。
キッチンは料理を楽しむ大切な場所だからこそ、床材選びも妥協できません。できれば気に入ったデザインで、水や汚れに強く、掃除のしやすい床材を選びたいですよね。
数ある床材の中でも、近年人気が高まっているのがフロアタイル。デザイン性と機能性を兼ね備え、最近ではDIYにも最適と話題ですが、実際にはどんなメリットやデメリットがあるのでしょうか?
今回は、そんなフロアタイルのおすすめポイントや選び方を、他の床材と比較しながらご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
フロアタイルとは?
フロアタイルとは、床材の一種で、ビニールやPVC(ポリ塩化ビニル)などの素材を使用して作られたタイル状の床材です。一般的に正方形や長方形の形状で、床に貼り付けて使用します。
フロアタイルのメリット
【フロアタイルのメリット】
|
フロアタイルは、木目調や石目調など、デザインの種類が豊富な点が魅力の1つです。本物の木や石と比べて安価に施工できる上、部分的な張替えも可能なので、傷んだ箇所のみを補修できることも大きなメリット。
耐水性と耐久性にも優れているため、キッチンなどの湿気の多い場所にも適しています。施工が比較的容易で、DIYでも取り付けが可能なため、施工コストを抑えることができます。
また、対応製品を選べば、床暖房にも対応可能な点も嬉しいポイントです。
フロアタイルのデメリット
【フロアタイルのデメリット】
|
フロアタイルのデメリットとしては、やはり本物の自然素材と比較すると、質感は劣ってしまう点が挙げられます。
また、温度変化によって伸縮が起こりやすい特徴があります。急激な温度変化が起こると、反りや隙間が生じる可能性も。特に、床暖房を使用する場合は、対応製品であるかをしっかり確認しましょう。
重量物を置くとへこみが残る場合があり、直射日光によって劣化する可能性もあります。
キッチンの床材を比較!フロアタイルがおすすめな人は?
キッチンの床材として使用されるものには、フロアタイルのほかにクッションフロア・タイル・フローリングがあります。4つの床材の特徴について、表にまとめました。
フロアタイル | クッションフロア | タイル | フローリング | |
---|---|---|---|---|
耐水性 | ◎ | 〇 | ◎ | △ |
耐久性 | 〇 | △ | ◎ | 〇 |
メンテナンス | 〇 簡単 |
〇 簡単 |
〇 簡単 |
△ 定期的な手入れが必要 |
施工のしやすさ | 〇 簡単 |
〇 簡単 |
△ 専門的 |
△ やや難しい |
コスト | 〇 やや安価 |
◎ 安価 |
△ 高価 |
〇 中程度 |
デザイン性 | ◎ | ◎ | 〇 | 〇 |
クッション性 | △ | ◎ | △ | 〇 |
保温性 | △ | 〇 | × | 〇 |
部分修理 | 〇 | △ | 〇 | △ |
クッションフロアの特徴
クッションフロアは、塩化ビニル樹脂製のシート状床材です。最大の特徴は、その施工の簡単さ。広い面積を一度にカバーできるため、比較的短時間で施工が完了します。
水や汚れに強く、クッション性があるので足腰への負担も軽減。デザインも豊富で、ほかの素材と比較すると安価なのでコストを抑えることが可能です。ただし、重い家具を置くと跡が残ったり、熱に弱い点は注意が必要です。
タイルの特徴
タイルは、焼き物ならではの耐久性と高級感が魅力の床材です。水や汚れ、熱に強く、キッチンの過酷な環境にも耐えられます。
特に、セラミックタイルは吸水性が低く、汚れが落ちやすいので、衛生面が気になる方におすすめです。多彩な色や柄、サイズがあり、個性的な空間を演出できます。
ただし、フローリングやクッションフロアと比べて、コストが高く、施工も難しい点は考慮が必要です。
参考記事:キッチンタイルを取り入れておしゃれで機能的なキッチンに!種類や選び方をご紹介
フローリングの特徴
フローリングは、天然木の温かみが魅力の床材です。木材ならではの風合いは、キッチンに落ち着きと高級感をプラスしてくれます。
ただし、水や汚れには弱く、油跳ねや水はねが多いキッチンでは定期的なメンテナンスが必要です。近年では、水に強いコーティングを施した製品も登場しているので、導入を検討する際は、機能性もチェックしてみましょう。
フロアタイルはデザイン性と実用性を兼ね備えた床材
フロアタイルは、デザイン性、機能性、コストパフォーマンスのバランスを重視する方におすすめの床材です。比較的安価に多様なデザインを楽しめるため、新築やリフォーム時に他のインテリアと調和させたい方におすすめです。
機能面でも、耐水性・耐久性が高く、汚れや引っかき傷にも強いため、小さな子どもやペットがいる家庭にもおすすめの床材といえます。
キッチンの雰囲気別おすすめデザイン
ここからはキッチンの雰囲気別に、フロアタイルのおすすめデザインをご紹介します。
北欧スタイル
引用:サンゲツ
北欧スタイルのキッチンには、明るい色合いのオークやパインの木目調がおすすめ。白っぽい明るいトーンの木目は、明るく温かみのある空間を演出してくれます。白やパステルカラーのキッチン家具との相性も抜群です。
関連記事:北欧キッチンの秘密!シンプルデザインとカラーコーディネートで飽きない空間作りのコツ
モダンスタイル
引用:サンゲツ
モダンスタイルには、クールで洗練された雰囲気がぴったりです。グレーやブラックのストーン調フロアタイルを取り入れることで、洗練された都会的な印象になります。
ステンレス製のキッチンやモノトーンインテリアと好相性。大きめのフロアタイルを選ぶと、よりスタイリッシュな印象になります。
クラシックスタイル
引用:サンゲツ
クラシックスタイルのキッチンには、ホワイトやベージュの大理石調のフロアタイルがおすすめです。アンティーク調の家具やシャンデリアとも相性抜群で、上品で優雅な雰囲気を作り出します。
インダストリアルスタイル
引用:サンゲツ
インダストリアルスタイルのキッチンには、グレーやダークトーンのコンクリート調フロアタイルがおすすめ。無骨でスタイリッシュな空間を演出します。
アイアン素材の家具や照明器具と好相性。目地を強調すると、よりヴィンテージ感を演出できます。
ナチュラルスタイル
引用:サンゲツ
ナチュラルスタイルのキッチンには、ナチュラルな色合いの木目デザインがおすすめです。自然な風合いと温かみのある質感が、リラックスできる空間を演出します。木製のキッチンやグリーンとの相性が抜群です。
フロアタイル選びで後悔しないための比較ポイント
デザインが豊富なフロアタイルは、見ているだけで楽しいですよね。キッチンの雰囲気に合ったデザインを選ぶことはもちろんですが、そのほかにもフロアタイルを選ぶ際のポイントがあります。
最後に、フロアタイル選びで後悔しないための比較ポイントについてご紹介します。
耐水性
一般的にフロアタイルは高い防水性を備えていますが、その防水効果は製品により異なります。選ぶ際は、防水性に関する製品情報を確認することが重要です。
汚れにくさ
汚れに強いコーティングが施されたフロアタイルを選ぶと、掃除が楽になります。特に小さな子どもやペットがいる家庭では、汚れにくさに着目して選ぶのもおすすめです。また、汚れが目立ちにくい色や模様を選ぶことも大切です。
滑りにくさ
表面加工の違いで、滑りにくさも変わります。高齢者のいる家庭では、チェックしたいポイントです。マット仕上げやテクスチャのあるフロアタイルは滑りにくい傾向がありますが、清掃が少し大変になることもあります。
デザイン
前項の内容も参考に、キッチンの雰囲気に合ったデザインを選ぶことも重要です。木目調、石目調、タイル調などさまざまな種類があるので、サンプルを取り寄せたり、ショールームで見たりして、実際のデザインを確認しましょう。
また、大きなフロアタイルは空間を広く見せ、小さなフロアタイルはデザイン性を高める効果があります。そのため、フロアタイルのサイズや敷き詰め方も考慮して選びましょう。
機能性
防音性・断熱性・クッション性・床暖房への対応など、必要な機能を備えたものを選びましょう。特にマンションなどの集合住宅の場合は、防音性が重要なポイントになります。
理想のキッチンをフロアタイルでデザインしよう
今回は、キッチンの床材としてフロアタイルを検討する際のメリット・デメリットや、他の床材との比較、選び方のポイントをご紹介しました。
フロアタイルは、デザイン性と機能性を兼ね備え、コストパフォーマンスにも優れた魅力的な床材です。好みに合ったものを見つけて、理想のキッチン空間をデザインしてみてください。
「種類が多くて選べない」「実物を見てみたい」という方は、ぜひNOKKIのショールームへお越しください。経験豊富なスタッフが、お客様の理想のキッチン作りをサポートいたします。一緒に最適なキッチンを実現しましょう!
/////////////////////////////////////////////////////////////
NOKKI(ノッキ)は、『キッチンからはじめる住まいづくり』をテーマに、2023年11月に福井県森田地区にオープンしました。
従来の間取り先行型の家づくりではなく、キッチンから始まる「暮らし方」を体験できます。
幸福度No.1と言われる北欧基準の幸せな暮らし方を、お客様にご提案いたします。
「キッチンからはじめる住まいづくり」にふさわしい、延べ床面積2000㎡の日本最大級の輸入キッチン機器を体験いただけるショールームです。
またウェルビーイングをコンセプトとした8つのエリアや、実際にお客様が暮らしを想像できるモデルルームを3つご用意しております。
日本一の幸福度といわれる福井で、全国の建築デザイナーやインテリアコーディネーター、収納アドバイザーなどトッププロ達とお客様とをマッチングし、専門家と一緒に理想の住まいづくりをサポートいたします。
ぜひ一度お越しください!
北欧キッチン&インテリア スタジオ NOKKI(ノッキ)
住所: 福井県福井市定正町102
定休日: 年中無休(年末年始除く)
営業時間: 平日 10:00〜18:00 (完全予約制)
土日祝 10:00〜18:00
電話番号:0776-56-7055
事前予約:平日完全予約制(こちらからご予約をお願いします)
※2日前~当日はLINEでのご予約を受け付けておりません。お電話にてお問合せください。
駐車場 あり◎無料◎70台駐車可能
キッチンからはじめる住まいづくりにご興味がある方はお気軽にLINEでご相談ください。
/////////////////////////////////////////////////////////////